【MLB】ドジャース4-1ロッキーズ(6月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)
100個目のメモリアルは“完全犯罪”で成功させた。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、3回に今季14個目となる盗塁を決めた。これで大谷はメジャー通算100個目の盗塁で、日本人選手としては史上3人目の大台達成。左太もも裏の違和感からもかなり快復したと見られる中、二塁への盗塁は相手投手のモーションを盗んだ、きれいな盗塁になった。
塁間を10歩程度で走りきってしまう大谷なら、スピードにさえ乗れば盗塁はいつでも狙えるが、やはりスタートこそが盗塁の命。いかに相手投手の気配を察して、抜群のスタートを切れるかで、成功率はまるで変わる。
3回、四球を選んで一塁に出た大谷は、3番フリーマンの初球、マウンド上のロッキーズ先発クワントリルが、全く自分のことを警戒していないことを察していた。小さめのリードながら、まだ投球開始前から明らかに二塁側へ体重を大きくかけてほぼスタートを切るような動きになると、そこからは淀みなく加速。左太もも裏の不安を感じさせないフォームで、勢いよく二塁にスライディング。悠々と二塁を陥れた。
ここまで完璧に盗んでしまえば、相手捕手がどんなに早く送球したとしても、アウトにはならないという“完全犯罪”の成功。球場のファンからも、節目の100盗塁と大谷の復調ぶりを大きな歓声で祝っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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