【MLB】パイレーツ10-6ドジャース(6月5日・日本時間6日/ピッツバーグ)
大谷翔平が大声を上げてのけぞった危険なボールに、指揮官も激怒した。ドジャースの大谷翔平投手がパイレーツ戦に「2番・DH」でスタメン出場。その第4打席で“メジャー最速左腕”チャップマンの投じた102マイルの剛速球があわや大谷の右ヒジを直撃というヒヤリとする事態が発生。ロバーツ監督が怒りを露わにする場面があった。
大谷はこの試合、第2打席で“怪物ルーキー”を打ち砕く5試合ぶりの15号2ランを放つと、続く第3打席でもヒットを放ち24度目のマルチ安打をマークしていた。序盤に大量失点したドジャースが小刻みに点を返す展開の中、4-8と4点差の7回1死走者なしの場面で大谷が第4打席を迎えた。
この回からパイレーツは3番手として、メジャー史上最速となる105.1マイル(約169キロ)を記録したことで知られる左腕チャップマンをマウンドに送っている。チャップマンは初球に100.4マイル(約161.6キロ)のシンカーを内角に投げ込みファールを打たせると、2球で大谷を追い込む。ここで3球目にチャップマンは102.2マイル(約164.5キロ)のシンカーを再びインコースに投じた。
しかし、雨が降ってきた影響なのかこれが大きく外れ大谷の胸元へ。昨年手術をした右ヒジ付近をあわや直撃かという危険な1球となった。大谷は絶叫しながらもギリギリのところで回避して事なきを得たが、誰もがヒヤリとした瞬間だった。
大谷もぶ然とした表情を浮かべたが、それよりも怒ったのがロバーツ監督。ベンチから身を乗り出し心配そうな顔を浮かべたあと、グラウンドを指さしながら声を荒らげる様子が現地中継で捉えられていた。
チャップマンは続く4球目もインコースに103マイル(約165.8キロ)のシンカーを投げ込むと、大谷はバットに当てることができずに空振り三振。徹底した内角攻めに苦しめられた打席となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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