【MLB】ヤンキース1-2ドジャース(6月7日・日本時間8日/ニューヨーク)
自慢の剛球で、力と力の真っ向勝負を制してみせた。ドジャースの山本由伸投手がヤンキース戦に先発。強打者ぞろいのスター軍団に対し勝ち星こそ付かなかったが、7回無失点7奪三振という好投を見せ、エースとしての存在感を発揮してみせた。
初回から158キロのストレートを記録するなど、いつも以上にボールが走って好調だった山本は、これまでとは異なりストレートを中心とした強気のピッチングを披露。投球数106に対しストレートは半分以上となる56球を記録し、そのすべてで150キロを超えるなど圧巻の投球を見せた。
中でもハイライトとなったのは6回裏。先頭打者のボルペ内野手をサードゴロ、続くバーデューゴ外野手をサードライナーとそれぞれ打ち取って早々と2アウトを奪ったが、3番のジャッジ外野手を四球で歩かせて2死一塁に。ここで打席には4番のスタントン外野手が入った。
メジャー通算400本塁打超え、今季もすでに15本塁打を放つなど、そのパワーはメジャー屈指。一振りで先制点を与える可能性も十分にある打者だが、山本は初球に外角低めのスライダーで様子を見ると、2球目にはインコースへスライダーを投じてストライクを奪った。
その後の3球目は155キロのストレートを高めに投じてファウルを誘い追い込んだが、スタントンも粘り、4球目は見極め、5球目のスライダーもファウルとした。
カウント2-2として迎えた6球目。山本は渾身のストレートを真ん中高めへ。ホップするように浮いてきた豪速球にスタントンのバットは空を切り、空振り三振。投げ終わった後、山本も思わず雄叫びをあげるなど力が入っていたことがよくわかる。渾身のストレートは97マイル(約155キロ)。2080回転を記録して伸びのあるボールとなった。
力と力の勝負を制した山本。メジャー屈指のスラッガーを捻じ伏せた経験は大きな自信につながったに違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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