【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)
ようやく「大谷の季節」が到来したかと思われたが、大チャンスでの空振り三振はさぞ悔しかったことだろう。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場、8回の第4打席では3試合連続の一発が出れば一挙逆転というチャンスだったが、あえなく空振り三振。ベンチへの戻り際、痛恨の表情を見せた一瞬があった。
「ミスター・ジュン」と呼ばれるほど、大谷は例年6月に大爆発する。昨シーズンは打率.394に15本塁打と大暴れ。今シーズンも同様の活躍が期待されたが、上旬はバットも湿りがち。ただ前々日に飛距離132メートルの特大16号を放つと、前日には2試合連発の17号。いよいよ大谷が調子を上げたかと思われた。
この日、レンジャーズはエンゼルス時代の同僚ロレンゼンが先発。3打席対戦しセカンドゴロ2つにレフトライナーと打ち取られていたが、8回は1-3と2点を追う場面で1死一、二塁のチャンス。一発出ればたちまち逆転という場面だった。2番手・ロバートソンは前日も登板、ベッツ・大谷・フリーマンのMVPトリオから3者三振を奪ったベテラン投手。大谷としても前日のリベンジに燃える打席だった。
初球見逃しストライク、2球目ファウルからの3球目。真ん中低めに大きな落差のナックルカーブが来たところ、大谷も体勢を崩しながらなんとかバットで捉えようと振りに行ったが、あえなく空振り三振に倒れた。
直後に大谷は、ベンチに向かってスタスタと歩いていったが、表情は痛恨の極みといった様子。何かしらつぶやきながら、ベンチへと下がると、その後は直前に空振り三振に倒れたベッツと並んで、続くフリーマンの打席を見守っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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