【MLB】ロッキーズ5−9ドジャース(6月17日・日本時間18日/デンバー)
故障者続出のドジャースにあって、前日のベッツの骨折はとりわけ大きなダメージと言える。大谷翔平投手が今季2度目の「1番・DH」で先発出場したこの日も、今季メジャー初昇格を果たし活躍中のパヘスがベッツと同様に左手に死球を受ける場面があった。これにはベンチでロバーツ監督も苦々しい表情を浮かべていた。
ここまで不動のトップバッターとしてチームを牽引してきたベッツが、前の試合で左手に死球を受け途中交代するアクシデントがあり、ベッツは骨折により負傷者リスト入りすることになってしまった。ここまでドジャースは正三塁手のマンシーや先発投手のミラー、中継ぎのグローブら故障者が続出しており、つい先日も山本由伸投手が右肩腱板の損傷で負傷者リスト入りし前半戦の復帰は絶望的と報じられたばかりだった。
そんな状況で始まったこの試合、1回にテオスカー・ヘルナンデスのタイムリーで1点を先制したドジャースは続くチャンスでパヘスが打席に入った。ここでドジャースベンチに再び悪夢がよぎる。4球目が内角高めにやや外れ、これを打ちに行ったパヘスは避けきれず死球となってしまったのだ。左手を上げて痛がるパヘスに、ベンチも心配そうな表情を見せる。しかし大事には至らなかったようで、すぐにパヘスは一塁に向かって行った。
グリップ付近のボールを避けきれずに左手に死球を受ける様子は、まさに前日のベッツの再現のよう。すぐに無事であることはわかったようだが、ベンチのロバーツ監督も“もうほんとに勘弁して”とでも言いたげな、渋い表情で見つめていた。
この試合はベッツに代わり1番に入った大谷が3安打1打点1盗塁と活躍しドジャースが快勝したが、これ以上の怪我人だけはなんとしても避けなければならないところ。指揮官にとっても肝を冷やしたシーンだったに違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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