【MLB】ロッキーズ7-6ドジャース(6月19日・日本時間20日/デンバー)
メジャー最強打者を相手に大ピンチで3球三振。もはやこの試合映像は“家宝もの”かもしれない。ドジャース大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。2回の第2打席には満塁のチャンスから走者一掃の3点タイムリー二塁打を放つなど5打数2安打3打点と活躍したが、8回に迎えた2死一、二塁と勝ち越しのチャンスでは見逃し三振。見事に抑えた相手投手は、喜びを爆発させてマウンド付近でド派手なリアクションを見せた。
メジャーのスーパースターとなれば、各選手も憧れの眼差しを送るところだが、いざ対戦するとなればこれほど怖い選手はいない。メジャー3年目の中継ぎ・バードは28歳。昨年行われたWBCではイスラエル代表として選出されたが、大会直前に故障し、代表を辞退した。
3番手として8回から登板したバーンズだったが1安打1四球でピンチを招くと、ここで相対したのが絶好調の大谷。この日も第2打席にセンターへ二塁打、第4打席もライト前に痛烈なヒットと4試合連続マルチ安打を記録。敵地ながら、同点の6-6という盛り上がる場面で、球場も騒然となった。
するとバーンズは初球、真ん中高めと甘めながら95.7マイル(約154キロ)のシンカーでファウルさせると、続く2球目は内角のボールゾーンに食い込むスライダーでまたファウル。あっさりと2球でカウント0-2と追い込んだ。そして3球目。速球で押すか、変化球でかわすか、1つ際どいコースに外してくるかという局面だったが、選択したのはスライダー。外角から真ん中低めに曲がりながら沈むと、大谷も想定外の球種もコースだったのか、ピクリとも反応することなくそのまま見逃し。球審の大きなアクションとともに、ストライクがコールされ三振となった。
絶好の勝ち越しチャンスを逃し、無表情でスタスタとベンチに戻る大谷をよそに、マウンド付近ではバーンズが大興奮。グラブを叩き、飛び跳ね、ガッツポーズをしながらベンチへと引き上げていった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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