【MLB】ドジャース 7-2 エンゼルス(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)
個人の成績よりチームの勝利。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で古巣エンゼルスとの「フリーウェイシリーズ」第2戦に先発出場。第1戦は自身がホームランを打ったにもかかわらずチームが敗戦していた大谷にとって、この試合では自身の成績よりもチームの勝利こそ重要であると言わんばかりに、ヒーローインタビューでは“フォア・ザ・チーム”のコメントが目立った。
試合終了後、通訳のアイアトン氏とヒーローインタビューに応じた大谷。古巣エンゼルスとの2連戦を2本塁打で終えたことについてコメントを求められると「オフェンスも良かったですが、何よりグラスノーが素晴らしいピッチングだったので、そこに尽きるかなと思います」と回答。自身の結果ではなく、この日先発したエース・グラスノーの快投を賞賛した。
打球速度115.5マイル(約185.9キロ)、飛距離459フィート(約139.9メートル)を叩き出したこの日のホームランについては「打球速度的には素晴らしい打球だったと思う。いい角度で、いい眺めだったと思います」と珍しく自画自賛。また、直前にホームランを放っていたラックス内野手からレポートが渡されていたのかという質問に対しては「いや特に、その打席打席で、僕からとかではなく、どういう球だったのかなど、ギャビンだけじゃなくて、他の選手ともコミュニケーションを取りながらやっていけているのは、良いことなのかなと思います」とコメント。あくまでチーム全体でのアプローチの結果であると強調していた。
そしてこの日がお披露目となったシティーコネクトユニホームはまた着るかという質問には「(今日の試合を勝利し)良いゲンが担げるんじゃないかと思うので、次もしっかり勝ちたいと思います」と締めくくった。
不動の1番バッターだったベッツ内野手や山本由伸投手など、中心選手が相次いで離脱しているドジャースだが、代わって1番に入った大谷が6試合で24打数11安打11打点4本塁打、打率.458と躍動。大谷の活躍によって、ドジャースも大きく崩れることなく首位をキープしている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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