「今も時々フラッシュバックで思い出す」。いじめられた側の声に対し、いじめた側の声はあまり聞かれない。
【映像】いじめていた子が同窓会で「そんな話しない!」と言い放ち罪悪感(再現図)
「小学校入りたてから3、4年生ぐらいまではいじめっ子だった。放課後、学童保育に通っていて、仲の良い取り巻きみたいな友達に『この人のこういうところ気に入らなくない?』と話していじめをスタートした。遊びに誘わないとか、交換日記をその子だけ回さないとか、その子が入ってきたらみんな喋らなくなるとか」
こう話すのは、元いじめっ子のあかりさん(20代)。成長するに連れていじめていた相手とも仲良くなり、罪の意識を感じることもなかったというが、ある出来事をきっかけに大きな罪悪感が芽生える。
「同窓会のような場で、いじめを見ていた第三者の人が『当時のこと覚えてる?』と聞いた。その子が『そんな話絶対しない!』と誰とも目を合わせず言った光景を見た時に、自分のやったことはすごく重大なことだったんだと」
さらに結婚し子どもを授かったことで、その思いはさらに強くなったという。
「誰かにとっての大切な人に対して、すごく酷なことをしてしまったなと。自分の娘がやられたら耐えられない」
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