【MLB】ジャイアンツ5－3ドジャース（6月28日・日本時間29日／サンフランシスコ）
ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」で先発出場。第2打席は、センターへ抜けるかというゴロを放って全速力で一塁を目指したが、相手の超ファインプレーに阻まれてショートゴロに倒れた。捕球した位置的には内野安打かと思われたが、矢のような送球でアウトに。わずかの差で自らのアウトを悟った大谷は、一塁に到達すると同時に「あぁ…」と悔しそうな表情を見せ、ファンからは「大谷の足が封じられた！」と驚きの声が上がった。
3回表のドジャースの攻撃。1死走者なしの場面で打席が回ってきた大谷は、ジャイアンツ先発のウェブ投手と対戦。第1打席は不可解な判定で見逃し三振とされただけにリベンジに燃えていたことだろう。
先ほどの対戦でストライクゾーンが広いと感じたウェブは、外角を中心に攻めていく形に。第一打席でのストライク判定もあってか、大谷も際どいコースに苦しめられ、2球ボール球が来た後は連続で外角の球を見逃し。カウントは2-2となった。
そして5球目、ウェブが投じたのは93.1マイル（約149キロ）のシンカー。真ん中寄りに来たこの球を大谷は叩き、打球は二遊間を抜けるかと思われたが、そこにはシフトを敷いていたジャイアンツのショート、アーメッド内野手が。
ゴールデングラブ賞受賞経験のある名手はセカンドベースを越え、セカンドの守備位置寄りでボールを捕球すると、すかさず一塁へ送球。一切無駄のない動きに大谷の俊足も歯が立たず。惜しくもアウトとなった。
ヒットを損した形になった大谷、そしてアーメッドの守備を見た視聴者は「ショートうま」「大谷の足でもアウトか…」「大谷の足が封じられた！」と、アーメッドの好守を絶賛するコメントが相次いだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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