【MLB】ドジャース 6−5 ダイヤモンドバックス(7月2日・日本時間3日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第4打席で一時逆転となる27号2ランを放った。日本時間4日、ナ・リーグDH部門で4年連続となるオールスター選出が発表された大谷だが、難しい一球を完璧に捉えたひと振りの凄さを試合の解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏が力説した。
2-3とドジャースが1点ビハインドの7回、無死一塁で大谷が第4打席を迎えた。ダイヤモンドバックス3番手でここまで今季25登板で被本塁打ゼロのマルティネスは、初球のシンカーを外角に見せたあと、2球目のスライダーを打者の打ちづらいとされる内角高めに投じた。
すると大谷はこれを狙っていたかのようにフルスイングすると、打った瞬間にそれとわかる一発をあっという間に右中間スタンド中段に叩き込んだ。
度肝を抜くような大谷の会心の一打に、五十嵐氏は「外を見逃して、内に入ってくる1球をひと振りで仕留めるバットスイングの強さとスピード。芯で捉える確率が高い」とホームランを量産する大谷のスイングを分析。初めて見るボールでも一振りで決めてしまう大谷の凄さを「コンタクト率が高い」と称賛した。
五十嵐氏はその後もリプレー映像が流れるたびに「見事なホームランだった」「すげー」「この瞬間を目に焼きつけられて幸せ」「今日1日頑張れます」と何度も驚く様子を見せていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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