【MLB】ドジャース 8-5 ブリュワーズ(7月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
相次ぐ疑惑のストライク判定にドジャース打線が苦心した。メジャー屈指の好打者フリーマンが四球を確信したものの、審判はストライクをコール。大谷翔平の打席でも“疑惑の判定”があったことでロバーツ監督もベンチで不満を露わにし、球場がどよめく一幕があった。
疑惑のシーンは5回裏、無死一塁で迎えたフリーマンの打席のことだった。カウント2-0からの3球目、78.0マイル(125.5キロ)のスイーパーは左打者から向かって右へ外れたように見えたが、審判はストライクをコール。これにはフリーマンもあからさまに首を傾げた。さらにカウント3-1からの5球目、87.0マイル(140.0キロ)のカッターは右隅へ落ちるボールとなったが、フリーマンは四球を確信して一塁へと歩き始めた。
しかし審判がストライクを告げると、フリーマンは再び天を仰ぎながら打席へと戻ることに。その際、中継映像でベンチが映ると、ロバーツ監督もこの判定にはついに激昂。「外に外れてるだろ!」といったジェスチャーで抗議する姿があった。
この場面は、本拠地ドジャースファンも反応し、場内にはブーイングが響き渡る。その後、フリーマンが1球をカットして迎えた7球目、87.4マイル(140.6キロ)のカッターは高めの甘いボールとなったものの空振り三振となり、場内はざわつきが収まらない様子だった。解説・西岡剛氏も「フラストレーションが溜まってますよ。空振りするような選手じゃないのに、ストレスが違うベクトルに向かっています」と打者心理を代弁した。
ドジャース戦でたびたび話題に挙がるのが“微妙判定”だ。この日、結果的に3打席連続三振を喫した大谷翔平についても、初回の第1打席では内角高めに外れたように見えたボールがストライクとなってカウントを悪くし、結果的に空振り三振に終わるなど、審判の判定によって少なからず打席に影響しているシーンが散見されていた。
視聴者からも「審判試合壊すな」など不満の声が寄せられ、なかには「怒りのフリーマンこい」といった投稿も。その祈りが通じたのか、フリーマンは8回裏、ドジャースが5-5の同点の場面で2死満塁の打席に立つと、2点タイムリーを放って勝ち越しに成功、これが決勝打となった。
判定に翻弄されながらも、ドジャースが8-5で勝利し、連敗を2で止めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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