【MLB】タイガース 3-4 ドジャース(7月12日・日本時間13日/デトロイト)
地区首位のチームらしからぬお粗末な守備に、解説陣もご立腹だ。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場した試合で、1回裏、タイガースにあっさりと先制点を献上。その際の外野守備に対して、解説・里崎智也氏、高橋尚成氏が苦言を呈した。
問題のシーンは1回裏のタイガースの攻撃でのことだった。ドジャース先発のパクストン投手は先頭打者を打ち取ったものの、続くマロイ外野手にレフト前ヒット、3番ビアーリング内野手に四球を与え、1死一、二塁というピンチに。そして打席には4番グリーン外野手を迎えた。
ここまで17本塁打、48打点とチームのポイントゲッターであるグリーンはこの打席でも存在感を発揮し、パクストンが2球目に投じた内角低めのシンカーを叩いた。
打球は右中間へと伸びていき、ドジャースのライト、T.ヘルナンデス外野手が処理すると思われたが追いつけず、センターのパヘスが捕球。モタモタとした打球処理が災いし、二塁ランナーのマロイはもちろん、一塁ランナーのビアーリングも生還。ドジャースはいきなり2点の先制を許すことになってしまった。
このシーンに対して解説・高橋尚成氏は「今ので一塁ランナーまで返してしまうと投手は『なんだよ』という気持ちになってしまう。ダメですね」と、バッサリ。さらに同じく解説・里崎智也氏も「日本だと僕がブルペンでコーチに聞こえるように『どこ守らせてんだよ、分かるだろ』って言います」とかぶせる。現役時代のエピソードを交えつつドジャース外野陣のポジショニングに苦言を呈していた。
この2人のやり取りを見ていたファンも「確かにこれはピッチャーからしたら可哀想」「ちょっと守備がお粗末だな」「投手はやってられないw」「一塁ランナーまで返しちゃうとそりゃ可哀想だわ」と、いきなり2点を献上したシーンに言及していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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