【MLB】タイガース 11-9 ドジャース(7月13日・日本時間14日/デトロイト)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、日本人初のメジャー通算200号を放つなど4打数2安打2打点3得点1盗塁の活躍で、米挑戦7年目で前人未到の大記録を達成。快挙の瞬間は敵地のスタジアムからも大きな歓声があがった。
今日の大谷は第1打席から右中間を破り、前半戦の球団タイ記録となる今季55本目の長打をマーク。快速飛ばしたスリーベースで2試合連続安打を放ち、直後、内野ゴロの間に先制のホームを踏んだ。第2打席は無死二塁の好機で相手先発のルーキー右腕、モンテロが投じたナックルカーブの前に空振り三振。
そして迎えた第3打席、捉えたのは2球目のチェンジアップだった。打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離373フィート(約113.7メートル)でライトスタンドに飛び込む一打で通算200号の快挙。タイガース本拠のコメリカ・パークも打った瞬間にどよめきが起き、スタンドインの直後には大きな歓声が起きた。
また、大谷が第1打席に放った三塁打は、球団タイ記録となる前半戦55本目の長打でもあった。その後29号ソロを打ったことで球団記録を更新し、1954年のデューク・スナイダー氏越えの56長打目も記録。さらに第4打席は四球で出塁直後、今季23個目の盗塁も決めて直後に生還し、球団タイ記録となる前半戦75得点目も記録した。
今日の節目の一発で4年連続30号にも王手をかけた大谷。これまでに松井秀喜がメジャー通算175本塁打、イチローが同117本塁打を記録しているが、日本人選手として新たな歴史のページを開いた。
なお、ドジャースは初回に大谷の三塁打から幸先よく先制し、一時逆転を許したものの、5回に大谷が放ったソロホームランで再逆転。その後も大谷が記録した得点などでリードを広げたが、9回に土壇場で追いつかれ試合は延長戦に。タイブレークの10回表、大谷は申告敬遠で歩かされたものの無得点に終わり、その裏に接戦の末、サヨナラ負けを喫した。
(C)aflo
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・国内OTT史上初の“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性