<大相撲七月場所>◇十二日目◇25日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
87キロの小兵力士が、202キロの超巨漢力士を華麗なすくい投げで「ビタン!」と土俵に叩きつけた。大迫力の場面に館内はどよめき、「起き上がれるか?」とファンも驚きの声を上げた。
序二段四十七枚目・朝童子(高砂)が序二段四十三枚目・錦丸(朝日山)をすくい投げで下した一番。朝童子は身長171.6センチ・体重87.2キロと小柄な体格の力士。一方、錦丸は身長175センチ・体重202キロで、現役力士のなかでも屈指の重量級だ。体重差は実に114.8キロにもおよび、87.2キロの朝童子にとっては2.5倍近くも重い相手となった。
だが勝負は予想外の結末を迎えた。立ち合い手を出して当たってから素早く左に回り込んだ朝童子。まわしを取って攻めるも、重たい錦丸がつかまえると両腕を極めてきた。反撃に出る錦丸が一気に前に出てきたが、土俵際、朝童子が左からの華麗なすくい投げで勝利した。錦丸は勢い余って「ビタン!」というように土俵に叩きつけられ大の字になり、客席からは「おお!」とどよめきと拍手が沸き起こった。勝った朝童子は3勝目。敗れた錦丸は4敗目を喫した。
小柄な朝童子が体重200キロを超える相手を土俵に叩きつけた一番。敗れた錦丸が土俵で大の字に転がると、ファンからは「べたーん」「起き上がれるか?」「立ち上がるのに時間かかる」「打ち上げられた」といったコメントが相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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