【スーパーフォーミュラ】第4戦(決勝・7月21日/富士スピードウェイ)
日本最速を競うトップフォーミュラで、オープニングラップからトラブルが発生。阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が突如リタイアとなったが、カメラはその“異常”をはっきりと捉えていた。
太田は、5番手と好位置からのスタートだったが、グリッドに付くまでのレコノサンスラップでマシンの異常を発見。そのままピットへと戻り、スタートまで修復を試みたものの、そのままリタイアとなってしまった。
いっぽう、阪口はスタートは切れたものの、コカコーラ・コーナー付近から失速。そのままスピードを落とし、アドバンコーナーでマシンを止めて1周目でリタイアとなった。阪口はこのトラブルが起きた直後、無線で「スロットルがおかしい。トラブった」「なんかスロットルが固まった。ダメだ」「もうペダルがプラプラになっちゃった」とコメントした。
当初、中継では状況がわからなかったが、数週後にカメラが阪口のオンボード映像を映し出すと、明らかに異常な音が…。解説の中山雄一は「ギアの音がおかしいですね」「コカコーラコーナーに入っていく時のシフトの変速が上手くいかなかったので、そこでちょっと諦めてスピードを落としたという感じでしたね。昨日と同じトラブルですね」とコメント。前日の予選でも阪口の車両にはトランスミッショントラブルが出ており、決勝でもそのトラブルが尾を引いたのかもしれない。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)