挑戦者・渡辺明九段が44手目を封じる “190分大長考”の藤井聡太王位の構想は…注目の第3局は互角のまま2日目へ/将棋・王位戦七番勝負 将棋藤井聡太,渡辺明 2024/07/30 18:38 拡大する 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、22)に渡辺明九段(40)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負は7月30日、徳島県徳島市の「渭水苑」で第3局1日目の対局を行い、渡辺九段が44手目を封じて指し掛けとした。あす31日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。【映像】藤井王位が大長考の末に投じた一手 両者シリーズ2勝目をかけて争われている“真夏の七番勝負”第3戦。本局は、藤井王位の先手で得意の角換わりの出だしとなった。渡辺九段も後手番ながら積極的な動きを見せて、前例のない将棋へと展開。これに対し、藤井王位は31手目に公式戦で自身最長となる3時間10分を投じていた。 続きを読む 関連記事