【映像】大谷を惑わせた45キロ差の“超遅球”
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【MLB】パドレス 8−1 ドジャース(7月31日・日本時間8月1日/サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場した敵地でのパドレス戦で、相手先発のシースが投じた大谷をも惑わせる緩急差の激しい“超遅球”が話題に。球速差約45キロのこの一球が“激レア”な変化球だったと実況・解説も驚く場面があった。

【映像】大谷を惑わせた45キロ差の“超遅球”

 1-7とドジャースが6点ビハインドの5回、2死三塁とチャンスの場面で大谷が第3打席を迎えた。この日のパドレス先発は7月25日(同26日)のナショナルズ戦でキャリア初のノーヒットノーランを達成した右腕シース。大谷はシースの初球、高め97.3マイル(約156.6キロ)のストレートを空振りすると、2球目に投じられた真ん中低めのチェンジアップを見送った。

 シースが投げたチェンジアップの球速は68.8マイル(約110.7キロ)。およそ45キロの球速差にこの試合で解説を務めた元プロ野球選手の里崎智也氏も「すごい緩急でしたね」と驚きの声をあげた。同じく解説を務めたAKI猪瀬氏は、シースのチェンジアップの平均球速は69マイル(約111キロ)で、普段の投球のうち1.2%ほどしか投げないというデータがあると付け加えると、里崎氏は「そこまでしないと(大谷は抑えられない)ということですかね」と納得していた。

 結局大谷はこの打席はセカンドゴロに倒れると、第4打席でもセカンドライナーに打ち取られ、今季初となる3試合連続ノーヒットとなった。チームも連敗を喫し、今季のパドレス戦負け越しが確定している。

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