球場が大混乱!オリックス・森友哉の大飛球で“追い越しアウト”はなぜ起きた?前代未聞のシーンを元NPB審判員が解説 バズ!パ・リーグ 2024/08/19 22:09 拡大する 8月15日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、オリックス・森友哉の大飛球をきっかけに発生した“追い越しアウト”について、元・NPB審判員の坂井遼太郎氏が言及した。【映像】“追い越しアウト”の瞬間1-2、オリックスが1点ビハインドを追う6回裏・オリックスの攻撃、1死一塁の場面で、4番・森の放った一打は、左中間方向に向かって高々と舞い上がる特大の飛球に。これをレフトの中島大輔とセンターの辰己涼介が追いかけ、最終的には辰己がフェンス際でジャンピングキャッチ。しかしこのキャッチはダイレクトキャッチでアウトという形にはならず、判定は「フェア」。しかしこのプレーに対し、一塁走者の池田陵真は一塁への帰塁を試みる。しかし逆に二塁を目指して一塁を蹴った打者走者の森に、すれ違うような形で追い抜かれるという前代未聞の事態に。ここで森がまずアウトとなり、次いで、池田も一二塁間に挟まれ、挟殺プレーの末にタッチアウト。オリックス側からすれば、森が“実質的に2ベースヒットを放ったようなもの”であったにもかかわらず、アウトカウントが2つ増えてチェンジになるという、なんとも手痛い場面となった。 続きを読む