9月は107打数42安打で打率.394、本塁打10、打点32、盗塁16、さらにはOPS1.224という驚異的な成績で、ナ・リーグ月間MVPに選ばれることとなったロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。
そんな大谷は、本塁打・打点・長打・OPS・塁打数・得点・盗塁数でナ・リーグトップと、文字通りの“大暴れ”となったが、その中でも、最終盤に放った今季第52号本塁打では、それまであまり見ることがなかった極端な“悪球打ち”を見せ、大きな注目を集めることとなった。
9月20日(日本時間9月21日)に行われたコロラド・ロッキーズ戦の5回裏・ドジャースの攻撃、2死二塁の場面。この場面で打席に入った大谷は、マウンド上のロッキーズ先発カイル・フリーランドがフルカウントから投じた6球目、真ん中やや内寄り、高めへと大きく外れたボール球の速球を見送らず、豪快にフルスイング。これ以上ない高めのボール球に対し、打ち上げることなく、また力負けせずに被せながらしゃくり上げるという、“悪球打ち”のような打撃でセンター方向へと打ち返したこの一撃は、そのまま高々と舞い上がりながら伸び続け、そのままセンター左へと着弾。なんとも豪快な一振りで自身の記録を伸ばす今季52号弾となった。
大谷によるこの驚異的な一撃に、ネクストバッターズサークルのムーキー・ベッツは、半ば呆れたような苦笑を見せていたが、ネット上のファンも大興奮させていた。「なんやねんこの打ち方w」「もうよく分からん」「ヤバすぎるだろ」「このホームランは非常識すぎるw」「相手チームもドン引き」「これが大谷さんの第二形態か…」「これはアンチも絶句」「このままPSも無双して欲しい」といった様々な反響を巻き起こすこととなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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