将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負第3局が10月25日、京都市の「総本山仁和寺」で対局が行われている。佐々木八段の“おやつダブル定跡”がたびたび話題に上がる本シリーズ。藤井竜王も耳にしているといい、思わず笑顔がこぼれていた。
防衛4連覇を目指す藤井竜王と、初タイトル獲得を狙う佐々木八段が激突している注目の七番勝負。これまでに東京・渋谷区、福井・あわら市を舞台に行われ、スコアはともに1勝1敗で推移している。
本シリーズでは、挑戦者・佐々木八段がおやつを同時に複数注文することが話題に。「対局以外ではおやつを楽しみにしています。食べることが好きなので、満喫しています!」と充実の表情を見せていた。
あわら市で行われた第2局では、「あわら とみつ金時チーズケーキ」と「たっぷり果物のフルーツサンドとあま~いパイナップル大福」を4回のおやつタイムの全てで注文。佐々木八段は「(フルーツ)大福が美味しくて。本当はフルーツサンドが目玉だったみたいですが、生クリームが食べられないかもしれないと思って大福だけをお願いしたところ、それが通りました。さらに、大福はパイナップルの1種類だけだったみたいなんですけど、イチゴも食べたいなと思ってお願いしてみたところ、全部通りました(笑)。2日間で8個くらい食べましたが、本当に美味しかったです」とニコニコ顔で勝局となった勝負おやつを振り返った。
佐々木八段のダブルおやつ、気に入ったメニューは連投、という予想できない“勇気流”を受け、藤井竜王は「何となく、ウワサで聞いています」とニッコリ。「でも私はそこに対抗する、という予定はありません(笑)」と自由すぎる挑戦者にも動じない穏やかな表情を浮かべていた。
この様子に、ファンは爆笑。「うわさで聞いたかw」「予想できない勇気」「軽く受け流す聡ちゃん」「対抗w」「対抗する予定はないw」「予定は未定」と多数のコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)