将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑む第37期竜王戦七番勝負は11月27日、和歌山市の「和歌山城ホール」で第5局の対局を行っている。シリーズは両者2勝2敗のタイで推移。注目の本局は、雁木模様の出だしとなった。
壮絶なシーソーゲームが繰り広げられている今期のシリーズ。先にタイトルに“王手”をかけるのはどちらか、終盤戦に突入した七番勝負第5局は、開始から大きな注目を集めている。
藤井竜王の先手で始まった本局は、佐々木八段が角筋を止めて雁木模様の出だしに。これまで、深い研究で藤井竜王を圧倒してきた挑戦者とあり、本局の構想にも期待が高まっている。ABEMAで解説を務めた徳田拳士四段(26)は「激しい展開ではなくなったが、ここからどのように戦っていくか。研究勝負ではなくなったので、今後はねじり合いに。お互いの力が発揮しやすい展開になりそう」と印象を語っていた。
持ち時間は各8時間の2日制。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 厚切り牛タンシチュー、yuradool
佐々木勇気八段 勝福うなぎ登り重
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 6時間3分(消費1時間57分)
佐々木勇気八段 6時間53分(消費1時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)