188センチ・96キロと、FWに入っても全く引けを取らない体格を持つローバックは、最初に向かってきた相手に対して、左手1本で押しのけるような強烈ハンドオフ。絡むことさえ許さずさらにスピードを上げると、次にタックルしてきた相手は、細かくステップを切ってタックルポイントを外してかわすことに成功。完全にスピードに乗ったローバックを止める手段はなく、ゴールポストの真裏にゆったりとトライした。
ローバックは今年6月に行われた日本代表との試合で初の代表入りを果たした選手。レギュラーには191センチのヘンリー・スレード、188センチのトミー・フリーマンといった屈強なBKの選手も揃うが、ローバックはまだ23歳。今後の成長がさらに恐ろしい。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー テストマッチ 2024 オータム・ネーションズシリーズ)