Sashimi
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 国内では金銭をやり取りすることはできないが、合法化されている海外諸国ではいたって普通のこと。アメリカに留学中、カジノでポーカーデビューしたSashimiからすれば、むしろ金が行き来しないことの方が、不思議に映るのだろう。

 Sashimi アメリカに留学していた時、時間がめちゃくちゃあったんですよ。その時に友だちに誘われて、カジノに行ったのが最初ですね。カジノにはいいイメージはなかったですね。ギャンブルが好きでもなかったし。ブラックジャックもバカラも、カジノ側が勝つイメージがあった。そうでなければあんな立派で、すごい建物は建たないじゃないですか。ただ友だちから「ギャンブルとは違うよ」とポーカーに誘われたのが、コロナ禍の前くらいですね。

 他のゲームには興味がなかったSashimiだが、ポーカーのゲーム性に取り憑かれた。わずか1000ドルの軍資金からスタートしたが、徐々に大きな大会にも出るようになると、豪華なカジノでは世界的なセレブと遭遇する機会にも恵まれた。

 Sashimi 同じカジノにサッカーのネイマールがいて、サイン4つももらったことありますよ(笑)。普通に生活していたら、ネイマールに会うことなんて、ないじゃないですか。あとボクシングのライアン・ガルシアにも会いました。

 VIPクラスの人々と出会うことも珍しくないSashimiは今でも現役バリバリのプロプレーヤーではあるものの、本人の口からは「世代交代」という言葉が出てきた。同時に、女性プレーヤーが挑戦する上での問題点も指摘した。

 Sashimi もう世代交代というか、若い子が常にどんどん出てきているから、そういう子たちに任せた方がいいとも思いますよね。ただ1つあるのは、大会に出てきている人たちの中で、金銭面をサポートしてもらって出ている確率が高いこと。私も結構大きな金額を動かすので、そう思われていることが嫌なんです。ただ自分で勝って、コツコツ積み上げて、大きいポーカーをすることだってできたし、そういう子が見てみたい。私は1000ドルでポーカーを始めて、いつでもカジノに行ける環境にもあったけれど、ここまでになれた。日本にいる子が海外で大会に出ようとすると、飛行機代で何十万、ホテル代で何十万、参加費も高いとなると、どうしてもその資金を仕事のお給料じゃ厳しいから、サポートしてもらうということが多いと思いますが、そうしなくてもやっていけますから。

 サポートに頼らず、腕だけでのし上がったSashimi。資産は非公表だが、高級時計をポンと買えるだけの実績、結果、収入は得ている。ポーカー界のアメリカンドリーム。それを成し遂げた彼女のプレーは、再びAQOPでその片鱗が見られる。

ABEMA Queen Of Poker(AQOP) 女性8人が「ポーカークイーン」の座を競い合うABEMAオリジナルのトーナメント。予選ステージを3試合で競い、ポイント上位6人がFINALステージへ進出する。
(ABEMA/「ABEMA Queen Of Poker」より)

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