犬たちとの別れに涙する少年たち

【写真・画像】「罪を犯した少年」と「捨て犬・野良犬」が共に歩む再出発、涙の別れ…少年院の保護犬訓練プログラムに密着 8枚目
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修了式でフーカにバンダナを渡すツカサ

 すべての訓練が終わり、修了式を迎えた。ツカサは「僕はフーカのことを忘れない。フーカも自分のことを忘れないでください。ありがとうございました」と語り、メッセージを書いたバンダナを渡した。そこには、「フーカに幸あれ」と力強く書かれていた。

 鋒山さんが、3匹の写真をまとめたスライドをプレゼントすると、少年たちは涙を流していた。ツカサは「寂しいですね」「1日でも早く新しい家庭が見つかって、一生幸せに暮らしてもらえればいい」と胸中を語った。

 プログラムは終わったが、ツカサたちはこれからも少年院で罪と向き合い、更生を目指す日々が続く。そして、犬たちも新しい道に進んでいく。

「辛い事とかがあった時にプログラムの事を思い出していきたい」(ハヤト)
「このプログラムで学んだことを今後に活かして、最高の人生を勝ち取りたい」(ショウ)
「助けてくれることのありがたさを感じ、自分も人を支えられるような存在になりたい。これからの院生活を含め、社会生活を頑張りたい」(ツカサ)

テレビ朝日制作 テレメンタリー『きみと僕の歩み~少年院 保護犬との再出発~』より)

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