12月29日に行われた大同生命SVリーグの男子第10節で、サントリーサンバーズ大阪はウルフドッグス名古屋と対戦。その第4セットを15-19で迎えたところで、日本代表のスターが華麗なプレーを披露する。
サントリーのセッター大宅真樹がトスを上げると、スパイクを放とうとした髙橋が跳躍。ところが球筋と高橋のタイミングがズレ、狙っていた形でアタックできなかった。
この状況で、高橋が秀逸な判断力を発揮した。後ろ向きに反転することでボールとのタイミングを合わせると、難しい体勢から強引にスパイクを放ったのだ。この神業でブロックポイントを誘うと、ドミトリー・ムセルスキーらチームメイトも驚きの笑顔を浮かべていた。
高橋は普段の練習から遊びで、「後ろ向きスパイク」をしているそうで、フィンランド代表と対戦した昨年9月に行われた日本代表の試合でも同様のプレーを披露。これにはSNS上でも「アニメの世界!」「現実世界でこんなプレーが見れるとは」と話題を集めていた。
この遊び心あふれるスパイクを、日本最高峰の舞台で決めることができる選手はそうそういないだろう。高橋の卓越した能力が垣間見られた瞬間だった。なお、試合はサントリーサンバーズ大阪がウルフドッグス名古屋にセットポイント2-3で敗れている。
(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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