いつも以上に饒舌になるのも無理はない。1月7日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第2試合では、赤坂ドリブンズの園田賢(最高位戦)が7万点超えの大トップ。チームとして今期2度目のデイリーダブルを決めた。
当試合は起家からTEAM雷電・萩原聖人(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、園田の並びでスタート。前回登板時、園田はアガリ0回、放銃3回の箱下4着だったが、当試合も序盤は展開に恵まれなかった。東1局ではリーチをかけるも、親番の萩原が7800点(供託1000点)をツモ。東1局1本場では松本が満貫・8000点(+300点)、東2局では萩原が跳満・1万2000点をアガった。
園田はトップ目の萩原と2万4400点差、2着目の松本とは9300点差の3着目。東3局では萩原からリーチ・一発・裏ドラの5200点を獲得したが、親番の東4局はテンパイできずに流局した。そんな中で迎えた南2局、園田はアガリ牌の少なさからヤミテンを選択した後に松本のリーチを受けると、「上2人を追いかける立場なので、自分が寿人さんへ放銃するという最悪のパターンが減っているんだったら、ちょっとギャンブルしてもいいかな」と応戦。この戦略がピタリとはまり、佐々木からリーチ・一発・平和・ドラの満貫・8000点を奪取した。
これで三つ巴の戦いに持ち込むと、南3局1本場では鳴きを重ねて中・赤・ドラ2の満貫・8000点を加点。トップ目で迎えた南4局の親番では「どこまでも行ってやろう」と中・混一色・赤の満貫・1万2000点、リーチ・平和・赤・ドラの満貫・1万2000点(+300点、供託1000点)と連続で高打点を成就させ、持ち点7万700点で試合を終えた。
上機嫌に語る園田賢