期待のホープは、高校生初の三段目最下位格付出で今場所デビューした碇潟（伊勢ノ海）。相撲の名門・埼玉栄高校3年生で、父は元前頭・大碇の甲山親方、兄は十両十三枚目・若碇（伊勢ノ海）という、相撲一家に育った17歳だ。初日の1番相撲では押し出しで勝利し、デビュー戦を白星で飾っていた。
身長174センチ・体重124キロとやや小柄な体格の碇潟。2番相撲となった三日目の取組では、身長182.2センチと一回り大きな序二段二枚目・鈴ノ富士（伊勢ヶ濱）と対決した。立ち合い下から突き上げるように当たった碇潟は、大きな相手に押し返されるも、右四つに組み止めると両まわしを引いて十分な体勢を作り、そこから出し投げ気味に鮮やかな上手投げを決めて転がした。碇潟の妙技に館内はどよめき、拍手も沸き起こった。勝った碇潟は2連勝となる白星。敗れた鈴ノ富士は1敗目を喫した。
期待の新人力士の鮮やかな勝利に、ABEMAの視聴者も「つええぞ」「規格外や」「すご！」「上手いなあ」「17歳でこれはエグい」「お見事！」と興奮の声を上げていた。
（ABEMA/大相撲チャンネル）
2025年11月場所 千秋楽
更新日時：2025/11/23 19:08
※ ○＝勝ち、●＝負け、□＝不戦勝、■＝不戦敗
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