ここまでの対戦成績は3勝4敗と豊昇龍にとっては分が悪い相手。立ち合い後すぐに右を差してまわしを引いた豊昇龍だったが、逆に左上手を取られて苦しい体勢に。投げにいこうとするも決められず、最後は小手に振った熱海富士に豪快に転がされた。
ABEMAで解説を務めた元関脇・若の里の西岩親方は「右を差して途中で左の上手を取りましたよね。取った瞬間、これは熱海富士かなと思いました」と取組内容を振り返ると、「(上手が)切られるんですけど、右四つに組むと熱海富士は力がありますね」と続けた。
館内の興奮冷めやらぬなか、土俵下に転げ落ちた豊昇龍は極めて振られた右腕を気にするように土俵上へ。一方、行司から勝ち名乗りを受けた熱海富士は、懸賞の束の多さ、分厚さに思わず驚き二度見するような仕草。両手でしっかり挟み込むようにしてグッと顔の前に運び、ギュッと目を閉じて感謝の念を表し、大きな右手で大切そうに持って誇らしげに花道を下がっていった。
この一連のシーン。懸賞の分厚さと熱海富士のリアクションに「二度見してるw」「こんなに?って顔」「リアクション可愛い」「そりゃ、興奮しまっせ」「大拍手だな」など多くの反響と祝福の声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





