ロボと呼ばれるほど冷静な男でも、この勝利はうれしかった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月23日の第1試合はU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)がトップ。東1局に親満貫をアガり先制すると、その後は一度もトップ目を明け渡すことなく、見事な攻守のバランスで逃げ切った。昨年10月15日以来、個人11戦ぶりの白星に試合後は上機嫌でインタビューに答えた。
この試合は東家から小林、赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)、BEAST X・鈴木大介(連盟)、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)の並びで開始。小林は東1局の親番で、赤2枚とダブ東を対子にした大チャンス。北を仕掛けた北家・竹内が先にテンパイしたが、小林もすぐに追い付いて4・7索待ちのリーチだ。その後、浅見も追っかけリーチをかけて来たが、小林は4索をツモってリーチ・ツモ・赤2の1万2000点をゲット。大きな先行に成功した。久しぶりの勝利に向けファンも「でかい」「きたあああ!」「門前コバゴー最強説」「よーし」と熱気のあるコメントを送った。
東2局に小林はダマテンで鈴木大介から満貫をロン。東4局は得意の仕掛けでまたも鈴木大介から1000点を入手と、ここまでの不振が嘘のようにアガリを重ねた。終盤に鈴木大介が親満貫をツモるなど反撃も受けたが、卓越した守備力で最後まで危ない場面は見られなかった。これで小林は個人3勝目、年明けから思うようにポイントを伸ばせないチームに、一つ大きな追い風を引き込んだ。
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