将棋の藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、22)に増田康宏八段(27)が挑む第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負が2月2日、高知市の「文化プラザ かるぽーと」で開幕した。午前のおやつには、藤井棋王が地元の定番おやつ「塩けんぴ」を注文。増田八段は「棋王戦 祝餅」を選んだ。
防衛3連覇を目指す藤井棋王に、増田八段が初挑戦する注目のシリーズが開幕。第1局は、タイトル戦21年ぶりの開催となる高知県が舞台に選ばれた。対局の内容とともに注目を集めるのが、開催地の名産が集まるおやつや昼食メニューだ。午前10時のおやつには、藤井棋王が「塩けんぴ」と「土佐の緑茶ゴールド」を注文した。
“けんぴ”とは、平安時代から土佐に伝わる干菓子のことで、小麦粉、砂糖をこねた生地を棒状にして焼いた菓子を指す。小麦粉を使ったけんぴは高価だったこともあり、さつまいもを代用品として似せた形状に作られたものが“芋けんぴ”として親しまれるようになった。
キラキラ光る…藤井棋王が選んだ「塩けんぴ」




