1月31日より順次放送中のアニメ「ドラゴンボールDAIMA」第16話では、キング・ゴマー(CV:森久保祥太郎)が手に入れた「魔のサードアイ」をベルトのバックルから外そうと悪戦苦闘。結局、誰も思いつかないような“まさかの手段”で取り外すことに成功したが、その一部始終に視聴者から「最悪すぎる発想で草」「えぇ… その外し方で良いのか…」とドン引きの声が上がった。
孫悟空(CV:野沢雅子)たちがデンデを救出するためにゴマーのいる王宮へと向かうと、それを阻もうと悟空たちの前に憲兵特戦隊が立ちはだかった。どれほどの強さを見せてくれるのかと期待された特戦隊の5人だったが、あっけなく白旗をあげてしまう。
悟空たちは王宮内を進んだが、デンデはデゲス(CV:榎木淳弥)にすでに人質として捕えられていた。デンデに銃口が突きつけられた状況では、さすがの悟空たちも手も足も出せない。しかし、グロリオ(CV:内山昂輝)が一瞬の隙をついてデゲスに帽子を投げつけると、バランスを崩したのを見逃さなかったピッコロが渾身の一撃を叩き込み、デゲスもあっけなく敗れた。
この様子をモニターで見ていたゴマーは、悟空たちが自分のもとに来ることを恐れてパニックに陥っていた。そこへ、変な帽子の美女(CV:藤井ゆきよ)が手に入れた「魔のサードアイ」付きベルトを持ってゴマーのもとに到着する。ゴマーはベルトのバックル部分にはまっているサードアイを取り出そうとした。しかし、スプーンや様々な工具を駆使しても、サードアイは一向に取れる気配がない。何をやっても外すことができず、ゴマーはトイレ休憩を挟むことにした。
用を足してトイレから出てきたゴマーは、その瞬間“いいこと思いついた!”という顔をするとトイレへ戻っていった。そして再び出てきたとき手にしていたのは、なんとトイレの詰まりを解消するラバーカップ(通称「スッポン」)だった。
ゴマーはスッポンをバックルに押し付け、力いっぱい引っ張った。すると、あらゆる工具でも外すことのできなかったサードアイが、“ポンッ!”と気持ちのいい音を立てて飛び出し、ついにゴマーはサードアイの取り出しに成功したのだった。
よりによってトイレのスッポンを使って貴重なアイテムを取り出すという、まったく大魔王とは思えない行動にSNS上では「それ洗った?」「最悪すぎる発想で草」「トイレのはやめとけって!使用済みだろ!!」と視聴者からは悲鳴が殺到。
一方で、この思いもよらない発想に「トイレ掃除のあれで取るの鳥山先生らしいセンスだなw」と、故・鳥山明氏らしさを感じたという声や、「やっぱりあれ有能器具だな」など、利便性の高さを称賛する声も上がっていた。
アニメ「ドラゴンボールDAIMA」は故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ。2024年に40周年を迎えた「ドラゴンボール」は、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。
第16話「デゲス」
【あらすじ】
とうとうゴマーの王宮へと辿り着いた悟空たち。しかし、王宮の前にはカデム率いる最強部隊・憲兵特戦隊が待ち構えていた! 一方、王宮内ではデゲスが、己の野望を果たすため暗躍を開始する…!
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