勝利した藤井王将は「終盤まで危ない形が続いたので、最後までわからなかった」とコメント。次戦には「スコアのことは意識せずに臨みたい」と語った。一方、敗れた永瀬九段は「終盤ちぎれてしまったのと、経験値が足りていない部分があるなと感じた」と振り返っていた。
この結果、シリーズは藤井王将の3勝0敗。先手番となる藤井王将が底力を発揮し防衛4連覇に“王手”をかけるのか。ますます目の離せない戦いとなることは必至だ。第4局の舞台は、昨年末にオープンした新・関西将棋会館のある大阪府高槻市。新たな関西本拠地を舞台に、大勝負が繰り広げられることとなる。
また、並行して行われている第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負とのダブルタイトル戦に臨んでいる藤井王将。全国を飛び回るハードスケジュールと、それぞれ異なる対局者をどのように攻略していくのか。その戦いぶりからはますます目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





