【写真・画像】「財産のはずがゴミみたいな扱いに」「1年で1日でも出入りしたらいいザル法だ」 経営者らが指摘する“空き家問題” 1枚目
【映像】“東京ブランド”に苦言を呈する石丸伸二氏
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 “コメンテーター全員が結果を出している経営者”というトーク番組、ABEMAFor JAPAN #41』が2月7日に放送。2024年10月のテーマ「日本のメディアの大問題」で初出演した回のYouTube動画が160万再生超えの反響を呼んだ、元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が再登場。2月は「地方再生」をテーマに、「地方出身を公表すべきか否か」を議論した。

【映像】“東京ブランド”に苦言を呈する石丸伸二氏

 「一般的に“地方出身を隠したい”という感情がある」と話すのは、株式会社ビジョンリープホールディングス代表取締役社長の高野貴士氏(栃木県出身)。「脳科学とコーチングを融合した支援で1万2000人の起業家を輩出してきたが、起業はパソコン1台あれば地方だろうとできる。それでも東京一極集中が収まらない背景には、ここ30年で少子高齢化や年金問題などネガティブなニュースをシャワーのように浴び、そうして感じた将来への不安に対して、一時的なドーパミンを得て解消しようとするから。それがまさにSNSにハマることなどで、最たるものが東京移住ではないか。長期的な快楽に必要なのはセロトニンやオキシトシンで、それを得るためには地方のほうが圧倒的に有利だ」と語る。

 高野氏自身、ドーパミンを求めて東京・港区にオフィスと自宅を所有していたが、自宅は神奈川の湘南に引っ越したという。「港区にオフィスを持っているのはステータスとして。東京に集まる方はそれを求めているので、『地方がいいですよ』と安易に言っても、ステータスが得られない地方への移住はなかなかできないと思う」と、単純な話ではないとした。

富山県出身の女性社長「地方出身は武器になる」
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