【ラグビー】イタリア代表22-15ウェールズ代表(2月8日・日本時間9日/スタディオ・オリンピコ)
サッカーの強豪国としても有名なイタリアだが、同じ“フットボール”でもあるラグビーでも、その“足技”がいかんなく発揮された。20分、SOのパオロ・ガルビシが絶妙な強さで蹴り転がしたところ、俊足WTBアンジェ・カプオッツォが猛ダッシュしてトライゾーンでダイビングしながらトライ。地元ファンも大熱狂するプレーとなった。
サッカーで言うならばスペースに出す“スルーパス”といったところか。敵陣10メートルラインと22メートルラインの中間あたり、イタリア代表はスクラムから右サイドに展開した。SOガルビシは流れながら1回、パスダミーをしてディフェンスラインのギャップを突いてゲインすると、相手選手のタックルを受ける寸前に左足で、力加減が抜群のゴロキック。右サイドのトライゾーンぎりぎりに向けて転がした。
絶好のキックパスにダイビングトライ
