藤井聡太王将が初黒星 永瀬拓矢九段に敗れシリーズ成績は3勝1敗に 2日制の先手番連勝記録は「32」でストップ/将棋・王将戦第4局 将棋藤井聡太 2025/02/16 19:43 拡大する 将棋の「囲碁将棋チャンネル 第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局が2月15・16の両日、大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で行われ、藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、22)が永瀬拓矢九段(32)に124手で敗れた。この結果、藤井王将のシリーズ成績は3勝1敗に。次戦は3月8・9日に埼玉県深谷市の「旧渋沢邸 中の家」で指される。 新たな関西将棋界の本拠地となった高槻市を舞台に争われた第4局。本局は、藤井王将の先手で角換わり相腰掛け銀の戦いとなった。永瀬九段の工夫に対し、藤井王将も負けじと対応して互いの研究をぶつけ合う展開に。ハイペースで指し進める永瀬九段に対し、藤井王将はたっぷり持ち時間を投入。一時は両者の持ち時間の差が約3時間ほど開く場面もあった。しかし、超難解な中盤戦では長考合戦となり、水面下の繊細な読み合いが繰り広げられていた。 続きを読む 関連記事