「長かったです!本当に長かった…」と語り始めた試合後の勝利者インタビュー。「こういう局面ってなかなか少ないと思うので、微差の点数で逃げ切れるというのは…ラッキーだったと思います」とまずこの勝利の幸運を喜んだ。過去17戦、トップが取れなかった苦しい状況については「7年目にしてこんなに勝てないと、毎日を鬱々とした気分で(過ごしていた)。他の試合も勉強のために見るのですが、それを見るのが嫌になってしまうような日もありましたね」と涙を堪えて語った。
「チームメイトが頑張っている時に何もできない無力さを感じる機会も多かった。このトップはすごく嬉しいです」と語る松本に、ファンからは「泣けるわ」「込み上げてくるものがあるだろうしなぁ」「泣きそう」「苦しかったんやね、、マツおめでとう」「マツ本当におめでとう!」と次々にねぎらいの声がかけられた。
最後に自著のPRもしっかり決め、笑顔を見せた松本。この復調は上位進出を狙うチームにとって、これ以上ない追い風になるはずだ。
【第1試合結果】
1着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)3万2300点/+52.3
2着 BEAST X・菅原千瑛(連盟)2万8000点/+8.0
3着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)2万6600点/▲13.4
4着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)1万3100点/▲46.9
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





