WD名古屋のサーブから始まったラリーで、STINGS愛知のリカルド・ルカレッリがスパイクを打つフェイントからブロックの背後に落とす技ありフェイクで得点を狙った。
このピンチに、WD名古屋の傳田亮太が衝撃の反応速度を見せる。一度、スパイクに備えて後ろにステップしてからの急反応で前方にダイビングで飛び込むと、コートに着地しそうなスレスレのところからの見事な“パンケーキレシーブ”でボールを拾い上げた。すると、このトスに水町泰杜がすぐさま反応。とっさの判断でダイレクトスパイクを叩き込んだ。
限りなく相手のポイントに近づいたところからのカウンターで点差を突き放したスーパープレーの連続。これにはファンもSNSで「こんなプレーしてみたい」「あのボールを打とうって思えるのがすごい」「水町くんはもちろんのこと後ろにステップ踏んでたのにすぐ前にパンケーキで反応できる傳田さんもかなりえぐい」「エグすぎ水町泰杜」「今日イチ沸いたこの場面」と大興奮の様子だった。
なお、この「パンケーキレシーブからのツーアタック」は先週の試合でも見られており、その際は水町がコートのスレスレでボールを拾い上げて、ニミル・アブデルアジズがスパイクを叩き込んでいた。
チームとしてこの精度のプレーを再現性高く披露できることがWD名古屋のクオリティの高さなのだろう。なお、試合はWD名古屋がセットカウント3-1で勝利した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
この記事の画像一覧

