経済学者の竹中平蔵氏は、世襲議員を引き合いに出す。「なぜ世襲したくなるかというと、親の背中を見ていたことに加えて、支えてくれる集団がいるからだ。しかし、それは逆に『親みたいな立派な政治家になれるのか』とプレッシャーにもなる」。岸谷は、この指摘に「お金に困らないサラブレッド議員の方が、悪いことをせず、シンプルに国のためを思う余裕があるのでは」とのメリットを加える。

 「小泉純一郎氏は3世議員で総理になった」と語る竹中氏に、ひろゆき氏は「政治家は地盤を引き継ぐから、本人が優秀でなくともなんとかなる。スポーツ選手やアーティストには地盤もなく、徒手空拳だが『すごいのだろう』と見られる」と返す。

 パックンは「スポーツは、客観的に実力が測られるから厳しい。芸能界や政界は、実力がなくても、話題性でなんとかなる」と指摘。ひろゆき氏は「親の名がある人は、比較されるから、マイナスからのスタートになる。七瀬さんが成功しても、『でも親の力で投資が集まったんじゃないの』と言われる。誰にでも呪いはあるのでは」との考えを示した。
(『ABEMA Prime』より)
 

この記事の画像一覧
親がエリートだと子は辛い?遺伝どう影響?岸谷蘭丸が語る「期待と理想は違う」
親がエリートだと子は辛い?遺伝どう影響?岸谷蘭丸が語る「期待と理想は違う」
この記事の写真をみる(3枚)