誤った殺処分をめぐっては「飼い主がいるかの確認もせず殺処分したのは職務怠慢」「ペットを処分されて24万じゃ足りんだろう」など、県の対応を批判する声で炎上した。
なぜカミツキガメではないとわかっていたのに、即座に殺処分してしまったのか。真相を探るべくABEMA的ニュースショーは取材を敢行。県の担当者は真摯に応じてくれ、殺処分に至った事情を語ってくれた。
岐阜県中濃県事務所 環境課担当者によると、去年10月に「カメが外にいる。カミツキガメかも」という通報を受け県の職員が引き取った。カミツキガメの対応マニュアル では「飼養者がいなければ即殺処分」だが、調べてみたところこのカメがカミツキガメではないことが判明。
しかし元の場所に戻したり、県庁で預かることはできなかったとして、担当者は「カメは捨てられたもの、カミツキガメではないが、同じ外来生物ではある」と判断し、冷凍庫に入れて殺処分したという。「いま振り返ると、この判断が間違っていた」。
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