この結果、藤井竜王・名人はベスト4で敗退。叡王再挑戦に加えて全八冠の2度目の制覇は来年以降に持ち越されることとなった。
藤井竜王・名人は、「昼休明けに見落としがあった。早い段階で思わしくない展開になってしまったと感じていた。難しいところもあったが、基本的に自信がないと思って指していた。本局は全体的に苦しい将棋だったので、結果もやむを得ないかなと思う」とコメント。再挑戦へ向けて、「今期は敗退となったが、また実力を高めて来期のトーナメントに臨めるように取り組んでいきたい」と来期を見据えた。
一方、対藤井竜王・名人との公式戦9局目にして初めて白星を飾った糸谷八段は、自身初となる叡王挑戦者決定戦へ進出。伊藤叡王への挑戦権獲得を目指し、現在王将戦七番勝負挑戦中の永瀬拓矢九段(32)対 斎藤慎太郎八段(31)戦の勝者と対戦する。糸谷八段は、「どちらが来られても強敵。しっかり準備をして自分の将棋が指せれば」と決勝戦を意気込みを口にした。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
今年の“八冠ストッパー”は糸谷哲郎八段!「とりあえず1勝、良かった」対戦9局目の叡王戦で藤井聡太竜王・名人に初勝利 ファンも歓喜「ダニーやったね」





