【ラグビー】アイルランド代表27-18ウェールズ代表(2月22日・日本時間23日/ミレニアム・スタジアム)
激しいコンタクトやロングキック、スピード感溢れるダッシュのイメージも強いラグビーだが、一瞬の判断の中で生まれる繊細なプレーもまた、ファンの心を震えさせる。55分、アイルランドのFBジェイミー・オズボーンが同点トライを決めたが、このお膳立てをしたのがWTBジェームズ・ロウ。絶妙なタップパスに実況者も「なんですか、あれ…」も唖然とすることになった。
ビッグプレーが飛び出したのは55分。13-18と5点を追うアイルランドはトライエリアまで7~8メートル、グラウンド中央というところでラックを形成。ここからSHのジャミソン・ギブソン=パークが、大きく左サイドぎりぎりを狙ってパントキックを上げた。
絶妙タップパスが生んだトライ
