【NASCAR】Ambetter Health 400(日本時間2月24日)
全米で最も人気の高いレースのひとつ、NASCAR(ナスカー)第二戦「アンベター・ヘルス400」が、アトランタ・モータースピードウェイで開催された。他のレースではなかなか見られない、前後のマシンがバンパーを接触したまま走行するシーンが注目を集めている。
年間36戦で競われるNASCARは、早くも第二戦。このアトランタでのレースは全260周で順位が競われることになるが、接戦を演出するため、レースは途中2回の中断を挟む形で、3つのステージに分けられている。
60周のステージ1を終えると、ステージ2の再スタートを控えて、ピットストップするマシンを除いた全車が2列で並走し続ける。そしてこの低速状態から、再スタートの指示が出た瞬間、一斉にマシンが加速していく。
この時、先頭のマシンのリアバンパーと2列目のマシンのフロントバンパーが、明らかに当たっているのように見える。実はこれもNASCARならではの、走行しながらスタートが切られる「ローリングスタート」でよくみられる光景。解説の古賀琢麻氏によれば、「スタート直後でまだスピードが乗ってないことと、(マシン同士が)近い方が乱気流も起きにくい」ためにあえて起こしている現象なのだという。
風の抵抗を受けない後方のマシンのほうが加速が有利なこともあって、どうしても先頭のマシンのリアに張り付いてしまうが、リスタート直後ということもあって周囲が混雑しているために追い抜くこともできない。必然的にバンパーを押すことになる、まさに“超接戦”がウリのNASCARの特徴的なシーンとなった。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?




