【NASCAR】Ambetter Health 400(日本時間2月24日)
長い歴史と伝統を持つアメリカの大人気レース、NASCAR(ナスカー)カップシリーズの2025年第二戦「アンベター・ヘルス400」が開催された。レースはトヨタのクリストファー・ベル(20号車)が優勝を飾ったが、ラスト3周で起こった悲劇的なクラッシュに、実況席からも落胆の声が漏れた。
全260周で行われる長丁場のレースも残り3周というところで、レーサーたちは熾烈な優勝争いを続けていた。このときトップ集団を形成していたのは、20号車のベルのほか、2号車のオースティン・シンドリック、5号車のカイル・ラーソン、24号車のウィリアム・バイロン、21号車のジョシュ・ベリーなど。
オーバルコース特有の長く傾斜のきついコーナーを走行中、その時点でトップを走っていた5号車のラーソンに対して2号車のシンドリックが迫ると、そのまま2台はもつれてアウト側に広がってしまう。シンドリックのマシンは壁に接触し、内側へ弾き飛ばされた2号車が24号車のバイロンを巻き込みながらコースを横断。2台はイン側のウォールにスピンしながら激突してしまった。
レース最終盤のショッキングなアクシデントに対して、解説の古賀琢麻氏も思わず「もったいない!」と吐き出した。このクラッシュによりイエローコーション(追い越し禁止)が発生。そのまま規定周回を過ぎてたため、延長オーバータイムからのリスタート後、2周でのフィニッシュとなった。
トップ争いを演じていた2号車のシンドリックと、逃げ場がなく巻き込まれた形になった24号車のバイロン。残り3周で力尽きたダブルリタイアを観た視聴者からは「なんてこったい」「もったいねぇ」「トップだったのに…」「これは後でひと悶着ありそう」「やってもーたー」など、悲壮なコメントが寄せられている。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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