将棋の第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第3局が3月2日、新潟市の「新潟グランドホテル」で行われ、藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、22)と挑戦者の増田康宏八段(27)が現在対局中だ。ABEMAの中継には、豊島将之九段(34)門下の岩佐美帆子女流1級(19)が初出演。「めちゃくちゃ緊張しています」と初々しい表情を見せた。
岩佐女流1級は、2022年2月に女流2級でプロ入り。トップ棋士の豊島九段が師匠とあり、デビュー当時から大きな注目を集めている。現在は大学在学中とあり、対局以外のイベントなどの公務に参加することは少なく、公式戦の聞き手を務めるのは本局が初だという。
豊島九段とは岩佐女流1級が小学生時代に指導対局を受けていた縁があったといい、女流棋士になる資格を得た時に弟子入りの相談をしたという。「ご自宅に伺い、2局駒落ちの将棋を指して頂いたんですけど、負けてしまって…。内容も良くなかったので大丈夫かなと思っていたんですけど、とっていただけて安心しました」と入門のエピソードを披露した。
岩佐女流1級が“師匠”に相談することとは?




