芸人のかたわら、特技を生かして引越し業者を立ち上げた「たかくら引越センター」の高倉弘樹代表は「結論から言うと、(100万円に)いくことはたまにある」と語る。「荷物量やマンションの条件。例えばタワーマンションとか。あとは距離にもよる。タワマンの引越しを1件する間に、別の引越しに2件行ける。だから2件分の金額を取らないと割に合わないという感覚だ」。
しかし今回は、タワマンへの引越しではないという。千代田さんは「本当は繁忙期を避けるために、もっと早めに引っ越す予定だったが、(子どもの)保育園が確定してから、そこに近い部屋を探し始めて、2月最終週にようやく部屋が決まった。今の家が1カ月前までに退去申請を出さなければいけない規約があり、スケジュールと照らし合わせた結果、引越し日が3月31日になった」ことを理由として推測する。
3月31日は年度が替わる節目であり、引越しの繁忙期として、予約もしづらく費用も高騰する。「(業者に)『なんでこんなに高いのか』と聞くと、みんな言うのが『繁忙期だから仕方ない』。繁忙期だから1日あたり何件も回らなきゃいけない。1件あたりの時間をなるべく短縮する必要があるため、いっぱい人を突っ込む」。千代田さんの今回のケースでは、通常2人で行う荷物量だったが、2.5倍となる5人に加算された見積もりだったという。
高倉氏は「3月31日は、まず年間で一番引越し代が高い。一番稼げる人気な日で、100万円払ってでも引っ越したい人が結構いる。そこを狙っていくのが、おそらく引越し業者の作戦だろう。結局引越し業者さんって、足元を見てくる業者さんが多いので、困っている人にはお金取ろうという業者も正直結構多いと思う」と考察する。
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