永瀬九段は、叡王1期、王座4期を獲得したトップ棋士で、現在は王将戦七番勝負でも藤井王将に挑戦中だ。昨秋に行われた王座戦五番勝負、冬季の王将戦、春の名人戦と、季節をまたいて名勝負が繰り広げられることになりそうだ。
終局後には、「王将戦が残った状態で名人挑戦を決められたことはアドバンテージ。（王将戦は持ち時間）8時間の一局で、勉強になり強くなっている実感がある。引き続き（名人戦では）9時間の将棋を指せる機会ができたのは本当にプラスしかない。しっかり勝負できるようにしたい」とコメント。藤井名人との合計14番勝負に向けて闘志を燃やしていた。
永瀬九段の勝利に、ファンも歓喜。ABEMAの視聴者からは「和服増やさなきゃだな！」「名人初挑戦おめでとう」「永瀬さんよかったね」「名勝負期待します！」とのコメントが多数寄せられていた。
＜第83期名人戦七番勝負 日程・会場＞
第1局：4月9・10日 東京都文京区「ホテル椿山荘東京」
第2局：4月29・30日 東京都大田区「羽田空港第1ターミナル」
第3局：5月9・10日 大阪府泉佐野市「ホテル日航関西空港」
第4局：5月17・18日 大分県宇佐市「宇佐神宮」
第5局：5月29・30日 茨城県古河市「ホテル山水」
第6局：6月10・11日 愛知県蒲郡市「旬景浪漫 銀波荘」
第7局：6月24・25日 山形県天童市「天童ホテル」
（ABEMA／将棋チャンネルより）
この記事の画像一覧
