【写真・画像】1万人以上→294人に…USAIDへの“非情な仕打ち”に社会起業家「ここまでのドラスティックな改革できるアメリカがすごい」 1枚目
【映像】大量の荷物を抱えて…USAIDを解雇された職員
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 USAID(アメリカ国際開発庁)。

【映像】大量の荷物を抱えて…USAIDを解雇された職員

 飢餓に苦しむ国々への食料の提供など、世界各地で人道支援事業を展開するアメリカの政府機関だ。60カ国以上に拠点を持ち、食料が不足しそうな場所を予測する飢饉検出システムは、世界標準として広く活用されている。

 そんな世界を守るための機関に対して、トランプ大統領は「USAIDは急進的左派を狂わせている。腐敗はこれまでに見たことのないレベルに達している。閉鎖しろ!」と発言。政府効率化省のトップを務めるイーロン・マスク氏と共に、USAID解体を見据えた動きを見せている。

 その背景にあるのは、トランプ大統領が掲げるアメリカ第一主義である。アメリカ国内からは「税金の無駄遣い」と批判され、USAIDが携わる対外援助の90%以上、金額で8兆円相当のプログラムを打ち切ると発表した。さらに、USAIDの職員およそ1600人の雇用を削減することも明らかにした。

「私たちが約束した食料も薬も人道支援もなく、何日も過ごしている人々のことが心配だ。私の望みは仕事が完全に放棄されないことだ」(解雇された職員)

 解雇の対象となった職員らは、大きなかばんやスーツケースを手にUSAIDの本部を後にした。

「私たちは仕事で変化をもたらしてきたと思っていたが、数週間ですべてが目の前から消えていくのを見るのはとても怖い。この先10年、20年はここに居たかった。ここでキャリアを積みたかった」

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