シンガポール政府が、急増する詐欺被害の一部に対する処罰として、ムチ打ち刑の適用を検討すると明らかにした。
シンガポール警察の発表では、2024年の詐欺被害総額は、過去最多の11億シンガポールドル(日本円で約1230億円)。この現状に重罰化で挑む姿勢だ。
2024年には日本人の元美容師男性が、女性に性的暴行を加えたとして、懲役17年の判決に加えて、ムチ打ち20回が言い渡された。日本人に対するムチ打ちは、これが初のケースだった。シンガポールでは、落書きや痴漢、盗撮、薬物など、重罪を含め40以上の犯罪に、ムチ打ちが適用されている。
日本とシンガポールの両国で弁護士資格を持つ森和孝氏は「めちゃめちゃ細かいガイドラインがある。(ムチの)最低速度があり、それをコンスタントに出せないといけない。練習もあって決まっている」と説明する。
「途中で失神してしまう」■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見