【NASCAR】Shriners Children's 500(日本時間3月10日)
2025年のNASCAR(ナスカー)第四戦「シュライナーズ・チルドレンズ500」が、アリゾナ州フェニックスで開催された。レース中盤、リスタートの際に今シーズン最大規模となる11台を巻き込むクラッシュが発生し、視聴者を騒然とさせている。
アクシデントは99周目に起きた。イエローコーション明けのリスタート、ターン1からターン2にかけての連続する大きなコーナーで、後方集団がフォーワイド(横4列の並び状態)に広がった。すると、すぐ後のストレートの立ち上がりで、マシンは広がった状態から一気に隊列を収束していく。
この時、集団のなかから白煙が上がり、複数台のマシンを巻き込んでスピンやクラッシュが発生! 思わず実況も「おおっと、ここでビッグワン発生!」と声を荒げた。“ビッグワン”とは多重クラッシュのことで、この規模の大きさに放送席も焦りを隠せない様子である。
当然レースは再度イエローコーションが出され、白煙のなかから、走行不能になり動けなくなったマシンが複数台見えてくる。マーシャルカーも数台コースインして、すぐに救護活動が開始された。解説や実況の分析によれば、タイ・ギブスがルース(オーバーステア)になって、ジャスティン・ヘイリーにヒットした。
さらに外側にいたジョーイ・ロガーノが押される形で、カーソン・ホーセバーのマシンをウォールとの間に挟んでしまっている。そして、この4台に巻き込まれる形で、後方のマシンが次々に追突を繰り返してしまったようだ。
リプレイ映像によれば、ウインドウが空を舞い、マシンが四方八方を向き、白煙で真っ白になるカオス状態。視聴者コメント欄も、「ぎゃああ」といった叫び声とともに、「大事故だ」「ここ鬼門」「1マイルでビッグワン」「これが醍醐味」「挟まれたらどうにもできんな」「避けようがない」などと一時、騒然となった。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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