■複数の病院を回る「ドクターショッピング」の是非
今回の女性タレントの発言をきっかけに注目されたのが「ドクターショッピング」という言葉だ。「患者が希望する診断や治療、薬を得るために、複数の医師や医療機関を買い物のように訪れる行為」を意味し、健康リスクとしては、適切な管理なしに薬物を過剰摂取する危険性があり、また医療システムへの負担としては、不必要な受診増や医療資源の浪費などが指摘されている。
ただ、ひろゆき氏は、医師と患者にも「相性」があることをポイントとし、ドクターショッピングそのものを否定しない。「心療内科において、ドクターショッピングというのが悪いことのように言うこと自体がよくない。患者さんとお医者さんは相性がある。相性が合わないから、お医者さんを変えるのは、悪いわけではないと思う。相性が合う人を探すというのも重要なことだ。『先生と合わないから私はどこにいってもダメなんだ』といって、病院に行かなくなるという方がまずいと思う」。
■相性のいい医師を見つける重要性
